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健康コラム No.5「マクロビオテック」

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No.5「マクロビオテック」

ダイエット等で話題になったマクロビオテック。意味は「大きな視野で生命(いのち)をみること」といったものです。

 そんな「マクロビオテック」という言葉ですが、実は日本から発信された考え方なのはご存知でしょうか?日本の古くからの食文化(「食養」と呼ばれています)である玄米菜食を中国の「東洋医学」に近い陰陽の考え方と組み合わせ、海外の人にも受け入れ易く現代風にアレンジしたものなのです。  具体的な考え方で代表的なものを挙げてみましょう。まずは「身土不二」。身=人間、土=環境、不二=ひとつとし、その土地、季節にとれるものを食べ、陰陽のバランスを大事にします。

 次に「一物全体」。命あるものはまるごと一個頂く、といった考え方で、穀類や野菜をまるごと食べます。基本的には主食を穀物にし、副食は野菜や豆類が中心になります。お米を精米せずに玄米で食べる、野菜を皮ごと食べる、といった具合です。その土地で収穫されるものをなるべく食べるほうが良いとされています。他には四季の移り変わりを大事にし、調理時間や調味に変化を持たせること、精製された砂糖や塩は使わずに、天然の塩・伝統調味料である醤油や味噌、または甘味としてはメープルシロップや米水あめなどを使う、穀類・旬の野菜・豆類・海藻類を主体とした日本型の食事を心掛ける・・・ などがあります。

広くヨーロッパやアメリカでブームになったマクロビオテック。ダイエットや健康維持だけでなく、ホリスティック(代替)医療の中の食事療法として大いに注目され始めています。野菜をまるごと食べること使って、季節の旬のものを摂取することでバランスの良い体づくりをしてみてください。


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