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健康コラム No.13「青パパイヤ」

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No.13「青パパイヤ」

長寿で有名な沖縄。今、那覇市を中心にファーストフード店が建ち並び、長寿を支えていた食文化が乱れてきています。メタボリックシンドロームの心配が大きく、沖縄全土をあげて問題になってきています。そこで注目されてきたのが、沖縄の長寿社会の源である青パパイヤです。

パパイヤといえば南国フルーツの黄色くて甘い果物というイメージをお持ちの方が多いと思います。青パパイヤは黄色く熟す前のパパイヤで、野菜として食されています。

私たちにはあまり馴染みのない青パパイヤですが、沖縄では長寿社会を支えてきた食文化の一つとして古くから定着しています。産後の肥立ちがよくなり、母乳の出もよくなると言われており、沖縄では青パパイヤを炒めたり、サラダにしたりと様々な調理法で食されています。
その中でも代表的な料理がパパイヤチャンプルです。青パパイヤに含まれるタンパク質分解酵素と脂肪分解酵素によって肉をやわらかくし脂っこくない料理ができるのです。

● 青パパイヤのタンパク質分解酵素には「パパイン」が含まれています。肉料理を食べた際に消化を促進し、脂肪のつきにくい体にしてくれます。 尚、パパインは熟す段階で減少していくので、完熟したパパイヤにはあまり含まれていません。

● 青パパイヤの脂肪分解酵素は体にたまった余分な脂肪を分解し、体外に排出してくれます。また肝臓に余分な脂肪がたまるのを抑えてくれます。

青パパイヤにはこういった独自の脂肪を分解する酵素が含まれていることからダイエット・生活習慣病予防に効果的であるといわれているのです。


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