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健康コラム No.16「節分」

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No.16「節分」

2月3日は節分ですね。
節分とは「季節を分ける」という意味で、各季節の始まりの日を示す立春・立夏・立秋・立冬の前日がすべて節分となります。
現在では特に立春の前日を示すことが多くなりましたが、その由来は旧暦の時代に1年の始まりは立春頃と考えられた為に他の節分よりも大切にされたのではないかといわれています。

節分の日には煎った大豆(福豆)を「鬼は外、福は内」といいながら撒き、撒かれた豆を自分の年の数だけ食べると一年を無病息災で過ごせるといわれています。
この豆撒きは、豆打ちという寺院の厄払いの儀式と中国から伝来した厄払いの儀式が融合してできた行事といわれています。
豆撒き以外にも節分の日には「恵方[えほう](歳徳神[としとくじん]の方位)に向かって太巻きをまるかぶりする」という風習もあります。
もともと、江戸末期から大正初期に大阪の船場でお新香を巻いた海苔巻きを恵方に向かって食べたのが始まりで、1970年代に大阪海苔問屋協同組合が大々的に宣伝し今のスタイルが広まったとされています。
太巻き(恵方巻き)には巻き寿司で「福を巻き込む」、包丁を入れずに丸かぶりをして「縁を切らない」という意味が込められています。
また七福神にあやかり、七種類(かんぴょう・しいたけ等)の具を巻き込むことにより福を食べるという意味合いもあるようです。
ちなみに2007年の恵方は北北西です。

その昔は鰯を食べその頭を柊の葉につけて戸口に飾り厄除けをしたものです。
鰯はその臭いで、柊の葉はその尖った先のところで鬼が退散するといわれています。
鰯には、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらは血中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きや、脳の働きを良くし老化防止に役立つなど、主に生活習慣病の予防に効果があります。

このように節分には様々な食材を使用します。栄養素を効率よくとることができますので、積極的に実行してみて下さい。

目を閉じて願い事を思い浮かべながら太巻きのまるかぶりにチャレンジです!


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